妙智會千葉聖地は、宮本孝平大恩師と宮本ミツ会主の生誕の地、千葉県山武郡九十九里町にあります。
1957年(昭和32年)、大恩師の十三回忌法要に際し、ご廟所がつくられたのが聖地のはじまりです。1973年には久遠佛塔が落慶されたのを機にこれまでの「大恩師聖地」が「千葉聖地」に改称され、本格的な造営がはじまり、その後、会員の修行の場として大道場、練成会館などが建立されました。
お釈迦様、大恩師、会主、大導師、女先生そして会員一同の先祖代々の諸精霊が祀られている千葉聖地は、妙智の教えのみなもと、心のふるさととして、全信徒が恋慕渇仰する聖域とされています。
久遠佛塔(くおんぶっとう)
久遠佛塔とは久遠の本佛釈迦牟尼世尊の全身全霊のお鎮まりになる塔です。宇宙のすべてをお救いくだされ、すべてを成佛させてくださるお釈迦さまの本城は、1973年7月31日に落慶しました。佛塔内には、聖佛舎利七粒を奉安し、大恩師、会主、大導師、女先生と、信徒一同の諸精霊がお祀りされています。
ご廟所(ごびょうしょ)
1957年、大恩師の十三回忌法要を機に造営、原始佛塔、多宝佛塔が建立。聖地はこの場所を中心として整えられ、千葉聖地の原点とされています。大恩師と会主が鎮まり、法妙一体の霊域として会員の尊崇を受けています。
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)
この地蔵さまは、1985年11月11日、聖苑北隅の築山頂上に勧請されました。会主の帰幽に伴い、ご廟所の原始佛塔が改建され、もとの塔身が刻彫されたものです。世界中の亡くなった子どもたちの供養と、子どもの健全な成長を祈って建立されました。
大道場(だいどうじょう)
1978年落慶。式典や修行の場として6000人収容の大講堂を中心に、2階には大、中の研修室と会議室などがあり、機能別に配置されています。春の会主法要(3月28日)と秋の大恩師法会(11月14日)の二大行事を行います。
練成会館(れんせいかいかん)
全国から参拝する会員のための宿泊施設として、1990年に新築されました。食堂棟や浴室が付設されていて300人が一度に宿泊できます。聖地団参では教学の研修や修行の実践などを行っています。