宮本孝平大恩師

宮本孝平大恩師は、1891年(明治24年)2月24日千葉県山武郡片貝村(現在の九十九里町)に生まれました。

1907年に上京し、逓信省に勤めながら通信講義録で独学にはげみ、兵役を終えた1913年(大正2年)、東京市の電気局に勤務。1918年には、隣村の石田ミツ(会主)と結婚しました。

しかしこの間、1915年には両親と妹ひとりを相次いで失い佛立講に入信。さらに1934年(昭和9年)には霊友会に入会し、1936年第7支部長に。また翌1937年には常務理事となり、妻ミツともども本部勤めとなりました。1945年11月14日に帰幽。5年後の1950年10月12日に妙智會教団は開教しましたが、大恩師が終生唱え行じた「忍善」の教えが妙智會の独自性として打ち出されるなど妙智會の精神的源泉と崇敬されています。

毎年11月には千葉聖地に全国の会員が参集し、1年の修行を振り返り、新たな年に向かってさらなる決じょうをする日として「大恩師法会」を営んでいます。